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労働者の湯?岐阜・松乃湯

岐阜駅から南へ1kmほど、かつては城下町であった加納地区の一角に松乃湯という銭湯があるという情報を得た。折しも当日は真夏を思わせるような暑い日で、探訪が一段落し汗を流したいという思惑からも一致し、訪ねてみることにした。
外観は地味でその分昭和レトロ感がある。内部は更にそれを強く感じさせ、年季の入った木製ロッカー、大鏡に記された店舗の文字、そして浴室も総タイルの見事なもので、もはや文化財的価値があると思う。
番台にどっかと坐るご主人によると、作業員などの固定客が結構居るとのこと。入ったのは開館後間もない午後であったが、それでも結構な客で賑わっていた。
(2019.05.26訪問)

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# by mago_emon3000 | 2019-09-19 23:23 | 東海・北陸の浴場 | Comments(0)

一人客も大切にする名女将の旅館-人吉旅館

人吉は球磨川沿いに構えられた城のもとに開かれた城下町であり、私にとっては球磨焼酎も魅力的なところである。また温泉地でもあり魅力的な温泉旅館、共同浴場も多数あるところである。
球磨川の流れに接するところにある人吉旅館(昭和9年創業)。温泉地としてはそれほど古くはないがその中では老舗で登録有形文化財に指定されている。
建物内は木質感が高く、意匠の隅々に気品が感じられしかも長年の清掃や手入れにより深い光沢を放っている。これは経年による貫禄といえ、高級旅館と銘打っても築年数が浅くてはかもし出せないものである。宿泊費も高額ではなく、比較的手軽に泊る事ができるのも魅力だ。
魅力はこれだけではなかった。一人客の私にも夕食の一品一品について女将による直々の説明があった。まあ当日は宿泊客が少なかったからかもしれないが、この旅館には鮎釣をする客が何連泊もするなどとも聞き、一人客・個人客を大事にする宿であるのを感じた。
私がこの旅館に泊ることになったきっかけは、翌日に予定されていた県内の会合に先立ってせっかくだからどこか良さそうな旅館に前泊してから参加できないかなと探して選んだものだったが、まさにそれに相応しい宿泊となったのを感じた。
人吉を訪ねるなら、ここに泊ってほしいとお勧めしたい。
大浴場は朝夕とも独泉状態だった。夕方には市街地の片隅にあるレトロ感溢れる共同浴場にも入ったので、肌触りの良い人吉の湯に入り浸った訪問でもあった。
(2017.06.09宿泊)

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# by mago_emon3000 | 2019-09-16 20:20 | 九州の郷愁宿 | Comments(0)

ビル型宿の傍らでー湯田中温泉・まるか旅館

湯田中温泉は長野電鉄の終点からすぐに温泉街が始まっており、交通至便なところである。しかし、その東側の谷あいに展開する渋温泉郷にやや圧される形で、意外に静かな雰囲気の温泉地となっている。
ただ歩いていると大型のビル型旅館が多いとあって今ひとつ風情には乏しいというのが正直な印象だった。
しかしこの時泊った「まるか旅館」は温泉街の東部、静かに佇む風情ある旅館で、格式と伝統がある老舗というほどではなかったが昭和の温泉旅館という感触で実に落着くことが出来た。
階段の急さ狭さには、年月を重ねた風情が感じられた。

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浴場は何度撮っても湯気が凄まじく、上手く伝えられないが熱く切れ味があり、外は雪景色の折よく温まった。
3回は入ったが常に独泉状態だった。
(2012.01.02宿泊)


# by mago_emon3000 | 2019-09-12 23:13 | 関東・信越の郷愁宿 | Comments(0)

秩父・だいます旅館

秩父市内は町の規模からして宿泊施設が少ないというイメージを受けた。駅前を見渡してもホテル1軒といったところ。池袋から西武線で簡単にアクセスできる所であり、泊る需要が少ないからだろう。
泊ったこの「だいます旅館」は秩父街道から荒川に向って少し坂を下ったところにある。
宿の人は百年になりますね、と仰っていたがそんな老舗には全く見えない外観であり、内装である。宿の歴史の古さは大いに誇ってよいところのはずだがそれを感じさせない。階段や窓を見ると古い旅館であることが伝わってくるが、宿の人はそんなところは隠したいのだろうし、一般の客はそんな部分は求めやしない。
私はそれらを見つけて、密かに風情を感じつつ泊った。
(2018.06.08宿泊)

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# by mago_emon3000 | 2019-09-08 22:58 | 関東・信越の郷愁宿 | Comments(0)

入浴していると外から町内放送が聞こえてきた-金田一温泉・仙養館

岩手県の最北端に位置する金田一温泉。温泉街は形成せず、旅館が散在するのみのやや寂しい温泉地である。
建物の外観としては風情を感じる要素は少ない、新しさはないがどちらかというと平凡な昭和的温泉旅館である。
春の連休時期とはいえ宿泊客は少なかった。しかし館内を見ると50人は収容できる舞台を持つ大広間もあるなど、以前は大いに需要があった旅館であったことを感じさせた。
円形の浴槽の大浴場は無人で、入っていると夕方の町内放送が音楽とともに聞こえてきた。なんとも郷愁を感じるひとときだった。
この旅館は数ヶ月も前から宿泊サイトよりネット予約し、その後早期に宿泊日の変更をしたのだが、それが旅館に伝わってなかったようで、切り盛りされているらしい年配女性は少しアタフタされていた。まあ食事の準備も含め、問題なかったようで事なきを得たが。何しろサイト運営側とこの旅館とはオンラインではなくFAXでのやり取りなのだそうで、不手際も起りがちなのだろう。
この様な旅館はそういうアナログ的な手続きが噛んでいることもあることを、今後は意識しておかなくてはならないと思った。
ついネットを使ってしまうが、このような旅館では選ぶ段階はネットでも実予約は直手したほうが良さそうである。
後日、女将さんから直筆(達筆)のおわびの葉書が届いた。
こういうのも、余り体験することのなさそうな貴重な体験だった。
(2018.04.28宿泊)

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大宴会もできる大広間 豪華な緞帳のさがる舞台も

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円形の浴槽を持つ大浴場

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# by mago_emon3000 | 2019-09-04 22:46 | 北海道・東北の郷愁宿 | Comments(0)