岩手県の最北端に位置する金田一温泉。温泉街は形成せず、旅館が散在するのみのやや寂しい温泉地である。
建物の外観としては風情を感じる要素は少ない、新しさはないがどちらかというと平凡な昭和的温泉旅館である。
春の連休時期とはいえ宿泊客は少なかった。しかし館内を見ると50人は収容できる舞台を持つ大広間もあるなど、以前は大いに需要があった旅館であったことを感じさせた。
円形の浴槽の大浴場は無人で、入っていると夕方の町内放送が音楽とともに聞こえてきた。なんとも郷愁を感じるひとときだった。
この旅館は数ヶ月も前から宿泊サイトよりネット予約し、その後早期に宿泊日の変更をしたのだが、それが旅館に伝わってなかったようで、切り盛りされているらしい年配女性は少しアタフタされていた。まあ食事の準備も含め、問題なかったようで事なきを得たが。何しろサイト運営側とこの旅館とはオンラインではなくFAXでのやり取りなのだそうで、不手際も起りがちなのだろう。
この様な旅館はそういうアナログ的な手続きが噛んでいることもあることを、今後は意識しておかなくてはならないと思った。
ついネットを使ってしまうが、このような旅館では選ぶ段階はネットでも実予約は直手したほうが良さそうである。
後日、女将さんから直筆(達筆)のおわびの葉書が届いた。
こういうのも、余り体験することのなさそうな貴重な体験だった。
(2018.04.28宿泊)


大宴会もできる大広間 豪華な緞帳のさがる舞台も

円形の浴槽を持つ大浴場

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