人気ブログランキング |

間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯

島根県南西端に位置する吉賀町旧柿木村地区。ここに珍しい間欠泉を持つ温泉があるという情報を得て訪ねた。
松乃湯という施設のみだが宿泊もできるようでその他にも入浴客用の休憩所や食堂もあるなど意外と本格的な施設だった。
温泉とはいえ源泉は冷泉で、茶色い湯で満たされており入浴者が自らボイラーのスイッチを操作して湯加減するという野趣あふれるもの。しかしお昼の時間帯だったとはいえ結構お客さんは途切れず、成分の強い湯は地元の方々に愛されているようだ。
この湯の源を辿ると、少し小高いところにその間欠泉がある。30分に1回程度、勢いよく冷泉が湧き上がるのだそうだ。間欠泉というと水蒸気の力による熱泉が普通だが、ここは豊富に含まれる炭酸ガスが噴出の動力になっているとのこと。浴場の湯が茶色いのは多くの鉄分を含むためで、空気に触れると鉄錆色に変化する。
しばらく待っていると1mほどの高さに吹き上がる間欠泉が始まった。むろん初めて見るものであった。ここに来ると温泉というのは地下の底知れぬエネルギーの成果であることを改めて知ることができる。
(2019.05.04訪問)

間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯_a0385880_23085239.jpg


間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯_a0385880_23091582.jpg
一軒宿の松乃湯。日帰り客が主体で訪問客が絶えない

間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯_a0385880_23102109.jpg

間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯_a0385880_23095777.jpg

間欠冷泉のある珍しい温泉-木部谷温泉松乃湯_a0385880_23100653.jpg
間欠泉からは定期的に勢い良く鉄分を多く含む源泉が噴出される

by mago_emon3000 | 2019-09-02 23:17 | 山陰の浴場 | Comments(0)